家の鍵をなくした!合鍵は作れる?


自宅の鍵を紛失してしまった!こんな緊急事態は誰にでも起こりうるものです。鍵がないと家に入れないだけでなく、防犯上の不安も生じます。鍵をなくした場合、合鍵は作れるのでしょうか?そして、どのような対処をすれば良いのでしょうか。まず結論から言うと、鍵をなくしてしまい、手元に純正キーも合鍵もない状態では、そのままでは合鍵を作ることは非常に難しいか、あるいは不可能です。合鍵を作成するには、元となる純正キーまたは精度の高い合鍵が必要です。どちらも手元にない場合、鍵穴から鍵の形状を読み取る「解錠」の技術はありますが、それをもとに正確な合鍵を「作製」するのは、一般的な業者では対応が困難です。鍵をなくした場合の最も現実的な対処法は、鍵の「メーカー名」と「鍵番号」が分かるかどうかによって異なります。もし、鍵のメーカー名(MIWA、GOAL、ALPHAなど)と鍵番号を控えてある場合(賃貸物件の場合は契約書に記載されていることがあります)は、メーカーに直接問い合わせるか、メーカーの正規代理店に依頼することで、鍵番号から純正キーを取り寄せられる可能性があります。この純正キーをもとに、合鍵を作成することができます。ただし、メーカーによっては本人確認が厳格であったり、取り寄せに時間がかかったり、費用が高額になったりします。鍵のメーカー名や鍵番号が全く分からない、あるいはすぐに家にどうしても入りたい、という緊急性が高い場合は、鍵シリンダーを交換するのが最も早く、かつ安全な方法となります。鍵専門業者に連絡すれば、現場に来て鍵を開けてもらい、そのまま新しい鍵シリンダーに交換してもらうことが可能です。鍵シリンダーを交換すれば、それに合わせて新しい鍵が複数本(通常は3本や5本など)手に入るため、改めて合鍵を作成する必要がありません。また、鍵を紛失したことによる防犯上の不安も解消できます。鍵交換にかかる費用は、鍵の種類や業者によって異なりますが、一般的なものであれば数万円程度からとなります。